九州から福島へ移住なさる事になり、貸家としていた住まいをフルリノベーションするご依頼をいただきました。「普通の家がいいの」そうおっしゃるお客様と創り上げた住まいは、心地よくてそっと隣に寄り添ってくれるよう。
玄関と縁側を増築し、他はスケルトンの状態からのスタート。補強や断熱を見直し、お客様が収集なさったアンティークの建具や調度品のイメージに合うよう、お打ち合わせを重ね工事を進めさせていただきました。洗面台や縁側のタイル、そして寝室の塗装など、お客様自らDIYなさった箇所が要所に散りばめられ、住まいに彩りを与えてくれています。
大人の遊び心が沢山込められ、訪れる方をふっと笑顔にしてくれるそんなお家が完成しました。「住まいは人そのもの」改めてお客様から教えていただいたように思います。